2019.06.07 お知らせ

鷹巣の梅の収穫、始まります!

梅雨のことが気になり始めるこの時期、鷹巣では梅の収穫が始まります。


今回お邪魔したのは、鷹巣海岸の近くで梅を作っている山口さんの梅畑です。


畑には風に乗って微かに潮の香りが届いていました。



山口さんの畑で育てられているのは、紅サシ・福太夫・剣先などの梅。


梅にも色々な種類があるのですね。


梅酒や梅シロップに向いていると言われる「剣先」は一足先に出荷が始まったそうです。



剣先の次に収穫が始まるのが「紅サシ」と「福太夫」です。


紅サシは梅干し用の梅として人気があります。梅酒などにしても美味しい万能品種なんですよ♪


日によく当たった部分が紅色になるために、紅サシという名前がつけられました。



取材時はまだ熟しきっていなかったために青いまま。このままでも大きな梅ですが、さらに大きくなったものが出荷されます!


紅サシは柔らかい酸味と、甘み・旨みをもっています。またタネが小さく、果肉が厚いという特徴をもっています。梅干しにすると、柔らかく食べやすいものが出来上がります。



消毒や肥料やりなどマメな手入れがされているからこそ、枝についたまま実が大きく育つのだそうです。


収穫も手作業で、とても手間暇かけて育てられていました。形や味も良い人気の商品ですので、気になった方は早めにお求めくださいね♪



紅サシに挿し木をして育つのが「福太夫」。


こちらは福井生まれの比較的新しい品種です。写真を見ていただくと、とてもたくさんの実がついているのが分かるかと思います。


福太夫の特徴のひとつが、収量の多さ。とても多くの実がつきます。


また、香りが良いのも特徴です。梅干しにすると独特の香りがするそう。まだ生産が少なく、喜ね舎に入荷するかは未定なのですが、こちらも気になりました。