2019.02.14 お知らせ

JA紀の里の農産物直売所”めっけもん広場”(和歌山)から今が旬の果物がやってきました!

こんにちは!まだまだ寒い日が続いていますが、喜ね舎では春を感じさせる果物たちが入荷してきましたよ♪


実はこちら、和歌山県の「JA紀の里めっけもん広場」と提携して取り寄せているんです!


そのため、福井県では珍しい品種の美味しい果物も入荷しています。


今回は青果売り場を担当される大橋さんにその魅力をうかがい、試食してみましたよ~!



まずは、イチゴ♪


こちらは「まりひめ」という品種です。


ご存知ない方が多いと思いますが、それもそのはず、和歌山県のオリジナル品種で福井ではまだほとんど流通していないそうです。


「さちのか」と「章姫」という人気品種をかけあわせた、まさに由緒正しい家柄のお姫様のようなイチゴなんですよ。


食べてみると、たっぷりの果汁と、華やかな香りが口に広がりました!


とても甘みが強いのですが、程よい酸味があるのでしつこい味には感じません。食べてしばらくは口の中に味が残っているほど、コクがあり濃厚な美味しさです。


好きな人と一緒に・自分へのご褒美に、ぜひ「まりひめ」を大切に味わってみてください。



さて、イチゴと共にたくさんの柑橘類も入荷してきました!


たくさんありすぎてどれを買うか迷ってしまいそうなので、それぞれを簡単にご紹介いたします。



まずは「ポンカン」。こちらはご存知の方も多いであろう品種です。


内皮が柔らかく苦味がほとんどないので、内皮ごと食べられます。とてもジューシーで、果肉には独特のこころよい食感があり、子供でも食べやすいですよ♪



「しらぬひ(不知火)」は、「清見」と「ポンカン」をかけあわせて作られた品種です。


(「デコポン」に似ていると思われるかもしれませんが、「デコポン」と呼ばれるものは「シラヌヒ」とその近縁種の登録商標だそう)


ポンカンや清美の食べやすさはそのままに、甘さやコクが強い品種です。糖度が高く深いコクがあるので、食べ応えは抜群!


昔の品種にはなかった味わいですので、食べてみたらファンになる方が続出しています!



「はるみ」は、「しらぬひ」の妹分と言われています。


しらぬひと同じく「清美」と「ポンカン」の掛け合わせですが、ポンカンの系統が異なるためにひらぬひとは違った美味しさをもっています。


どうして弟じゃなくて妹?と思うかもしれませんが、見て食べたところ、そう言いたくなる気持ちも分かりました。まず見た目ですが、しらぬひはおヘソのような出っ張りがあるものが多いのに比べ、はるみは綺麗な丸のものが多いです。


そしてジューシーで優しい甘さと酸味があります。なんだか可愛らしい品種です。



「津の輝」は見た目は大きめのみかんのようで、少しゴツゴツしています。


けれど外皮を剥いてみると、みかんとオレンジのいいとこ取りのような実が現れます!


内皮は柔らかく、みかんのようにそのまま食べられます。鮮やかな色の果肉はとにかくジューシー!果汁が口いっぱいに溢れます。


甘さ・酸味・コクのバランスが良く、何個でも食べられそうです。


オレンジが好きだけれど、剥いて食べるのが億劫だという方はぜひ津の輝をお試しください。



ネーブルはバレンシアオレンジと並ぶ、オレンジのトップスター!香りが華やかで甘みが濃く、多くの日本人に支持される品種です。


また、タネがないので食べやすいですね。


ちなみに「navel」とは”おヘソ”という意味。たしかにおヘソに似た窪みがあります。



「はるか」は黄色い外皮なので、見た目はかなり酸っぱそうです。けれど、実際に食べてみると見た目に反した上品な甘さがありました!


とある日向夏の木から自然交雑した実が見つかったものが、はるかです。


そのため日向夏のような爽やかでさっぱりした味わいです。酸味がかなり少ないので、とても食べやすく感じました。



切ってみたとたん、じゅわっと果汁があふれてきて驚きました!


外側の皮も内側の皮もたいへん薄く、内皮は食べている時にはあまり意識されないほどです。


果肉が柔らかく口の中で蕩けるようで、オレンジジュースを飲んでいるかのような感覚でした。


味は大きなインパクトこそないものの、食べやすいバランスの整った味です。



和歌山から届いた美味しい果物たちを、ぜひ売り場で見てみてくださいね♪