2019.05.30
お知らせ もうすぐ夏野菜の収穫です!
こんにちは。暑くなってきましたね。今回は福井市の日本海側にある白方町へ行って、砂地で野菜を作っていらっしゃる尾崎さんの畑を訪ねました。
畑は砂地になっています。白方町ではこの砂地を利用した農業が特色で、冬の時期ですと大根が美味しいと有名です。
ハウスの一つに入ると、ずらりと並ぶトマト!こちらのハウスでは越のルビーを栽培されているそうです。
食べやすい大きさと甘みで、福井で人気の越のルビー。白方町のものは甘みを強く感じるというお客様からの声があるそうなのですが、尾崎さんは糖酸比が高いためではないかと分析しているようです。
野菜や果物はよく「糖度」が高いと言いますが、食べた時に甘さを強く感じるかどうかは、糖度だけではなく酸度も関係してきます。
甘みと酸味のバランスがとれていると、甘みを強く感じ、コクのある味になるそうです。
トマトはまだ青い状態でしたが、6月中旬頃から収穫が始まるようですので、ご期待ください♪
そして、こちらは小玉スイカの畑です。スイカはひと玉ずつネットに包まれていました。大きくなった時に支えるだけでなく、傷つき防止のためでもあるそうです。
尾崎さんに砂地でスイカ栽培がさかんな理由を教えていただきました。
「収穫10日前くらいから水を与えないようにすることで、味の濃い美味しいスイカを作ります。砂地だと、与える水をなくせば(地面は水はけが良いので)すぐに水の無い環境を作れます。それが砂地でのスイカ栽培の利点の一つです。」
金福すいかは福井市で作られた新品種で、尾崎さんは今年で栽培3年目。
こちらの品種は小玉の種無しすいかで、爽やかでさっぱりした甘みと、美しい見た目が特徴です。
普通のスイカよりも手間がかかるそうで、大事に育てられたお嬢様のようだと思ってしまいました!
小玉スイカや金福すいかも、出荷はもう少し先です。
美味しくなるようにしっかり育てていらっしゃいましたので、楽しみにお待ちください♪