2019.03.26 お知らせ

地元の素材を使ったプリンのご紹介(東郷野菜スイーツ)

こんにちは!皆さん、喜ね舎で大好評のプリンをご存知でしょうか?


作っていらっしゃるのは高桑さん。福井市の東郷地区にお住いの高桑さんは、東郷の素材を使ったプリンを販売されています。


今回はその制作工程を取材してきました!


高桑さんが調理をされているのは喜ね舎の多目的調理室。こちらの調理室はJA職員以外でも使っていただける場所です。高桑さんはこちらで週に数回プリンを作られています。



写真はさつまいものペーストや牛乳が混ぜられたプリン液を温めているところです。


プリンは4種類あり、最初に作られたのが「濃厚かぼちゃプリン」「濃厚さつまいもプリン」でした。こちらのプリンは高桑さんや地域の女性が栽培されたカボチャ(ダークホース)とサツマイモを使っているのですが、濃厚なプリンを作るのは難しいのだそうです。


素材の配合から固める際の温度や時間まで、様々な要素の最適な値を新しく見つけなければいけないのは確かに難しいことと思われます。



高桑さんは平成30年4月喜ね舎愛菜館がリニューアルオープンした際、多目的加工室が新設されたのをきっかけに「せっかくいい調理室を使えるのだから地元の食材で何か作りたい」とプリンを作り始めました。製菓については勉強したことがなかったそうで、手探りで研究されたものの思ったような商品は作れなかったと言います。


そこで県の食品加工研究所や6次産業化支援制度を活用し、専門家から指導を受け、結果美味しいプリンができあがりました。



濃厚かぼちゃプリンに使われるのは、ダークホースという種類のカボチャです。こちらのカボチャはホクホクしていて甘みが強く、製菓に適した種類です。


このプリンが女性人気No1!ものすごく濃厚で、滑らかなカボチャペーストを食べているかのような感覚を覚えました。香りもしっかり感じられて、とっても贅沢な気分になれるプリンです♪



濃厚さつまいもプリンも自家栽培のサツマイモで作っていて、こちらもたいへん濃厚なプリンです。


高桑さんによると「男性はカボチャよりもサツマイモのプリンが好きな傾向」なのだとか。素材本来の味や風味を存分に楽しめるプリンです!そして、とても食べ応えがあるので1個でもしっかりお腹に溜まります。



くちどけ紫いもプリンは、サツマイモプリンとは食感が異なり、なめらかで柔らかい舌ざわりです。紫いもプリンは綺麗な色をそのまま出すために卵を使っていないそうなのですが、違和感を感じないほどしっとりしていてコクのあるプリンです♪



東郷でとれた米を利用して作った米粉を使用したプリンです。スタンダードなプリンに近い味わいですが、しっとりした舌触りや素朴な甘みがあり美味しいです。お子さんからお年寄の方まで、幅広い世代の方におすすめできる商品だと感じました。


高桑さんは地元の農産品を使った商品を販売することで、地域の農業や経済をよりよくする方法を模索しておられます。(自分も何か作って販売したいと思っている方、JAで挑戦してみませんか?)


ご紹介したプリンは喜ね舎でのみ販売しています。どうぞ一度、ご賞味ください!